GuzuHacker

グズがなんとかsurviveしようとするブログ

なぜ自己改革は失敗するのか?

世の中には自己啓発本やブログがあふれている。ダイエット本やエクササイズDVD、ダイエット食品が「痩せられない」から常に大規模な市場を形成しているのと同様に、「変われない」からそういったものがのさばるのだろう。

大体、どの本もブログも書いてあることは同じようなことばかりである。「理想を書き出せ」「自分を許せ」「親に感謝しろ」そんな感じ。

俺もだいぶ努力した。努力したが、変われなかった。クズはクズのままである。自堕落で勉強も仕事も中途半端にすらならず挫折してネットして昼寝してゴロゴロして、生きているというより死んでいないという感じ。死んだら多方面に迷惑かかるし、死ぬより消えたいわ―っていうね。

自己啓発本やブログを読みあさり、過去のトラウマと向き合ったり瞑想したり理想や願望を書き出したりカウンセリングに通ったり、もううんざりやっちゅーねん。(エセ関西人ですあしからず)

周りを見回せばそんな自己啓発本やブログや音源にアホみたいに金を落としたりせず、普通に進学して就職して恋愛して結婚して幸せそうにしている奴らばっか。アホくさ。

クズは自己を律することができない。感情をコントロールできない。やるべき時に踏ん張れない。やるべきことをしようとしない。そんな自分を哀れんでかわいそがって、そんな非生産的精神的自慰で貴重な時間を浪費する。

アホくさい。すべてがアホくさいのである。自己啓発本にかけた金で、親にまともな服をプレゼントしたり、自分を美容院に連れてったりすることができたのである。

バカである。

自己啓発はその名の通り『自己』啓発である。自分を内から変えよう!というものである。でも自分の意思で自分を変えられるような『強い』人間なら、すでにもうそこその成功と幸福は手に入れているはずなのである。

クズには自己以外の力を借りることが大事だと思う。それは医師・看護師・ソーシャルワーカー・カウンセラー(保険の効くところにいこうね!)といった医療方面の人たちかもしれないし、ニートサポートステーションの職員とかそういう人たちかもしれない。(なるべく公的な組織で、お金を多く払わずにすむところがいいと思う)社会人なら上司・同僚・後輩、学生なら先生・先輩・クラスメートかもしれない。『人』じゃなくて『食べ物』『サプリメント』かもしれない。『薬』かもしれない。

あるいは新しい職場や学校といった『場所』かもしれない。機能的な目覚まし時計、自分にあったスケジュール手帳といった『物』かもしれない。

『外からの力』を借りることはクズにとっては大事なのではないか。