ズボラさんのための掃除術①
私は片付けができない。
私の家族も片付けができない。
振り返ってみると私は小学校まで「掃除はひとにしてもらう」という環境下で育った。
しかしである。この不況のご時世、家事は自分でこなした方がもちろんいい。
効率的だし経済的である。
片付けるために大事なのは「捨てる」ことである。
「断捨離」や「人生がときめく魔法~」なんかが流行ったおかげで、にわかに「捨てる」ブームが訪れた。
しかしである。確かに捨てたら片付く。しかし、そもそも片付けのできない人は「的確な判断のくだせない人」なのである。だから散らかるのだ。
「捨てよう!」と思うとうっかり必要なものを捨てて、不必要なものを残してしまうのである。
なので「先ずは明らかなゴミから始めよ」だと思う。
Amazonのダンボール、ペットボトル、トイレットペーパーの芯、髪の毛などなど。
とりあえずスーパーかドラッグストアにいっていろんな種類のゴミ袋を購入してこよう。生ごみや汚いゴミを小分けしていれるように、小さなビニール袋が大量に入ったもの(安いものでかまわない)を買おう。
地域名+ゴミで検索すると、大体ゴミ分別の仕方のPDFがヒットするので、それを印刷するかブックマークしよう。
ゴミ袋はたくさん買いすぎてもどうせそのうち使うので問題ない。それより捨てたいときに捨てれない方がストレスだ。
まずはとりあえず以下のものを捨てよう。
①キッチン―生ごみ、空き瓶、何かに使えるかも?と思ってとっておいたプラスチック製の容器やスプーン等。冷蔵庫もチェックして賞味期限切れ食品やもう食べられそうにない食材など。
②リビングその他―ダンボール、ペットボトル、空き袋、髪の毛、ティッシュ。喫煙者なら吸い殻等
③トイレ―トイレットペーパーの芯、女性なら衛生用品など
④お風呂場―シャンプー・コンディショナーの空き容器、髪の毛(排水口)、古い歯ブラシ(掃除に使えることもあるが…)、包装などなど
⑤玄関―ダイレクトメール等
⑥カバン―お菓子のゴミなど
⑦さいふ―期限の切れた割引券、もうなくなったショップのカードなど
とにかく「捨てても絶対後悔しない」=「ゴミ」と定義し、捨てられるものを捨ててしまう。
ゴミ捨ててるつもりでも実はけっこう「本物のゴミ」があってびっくりするはずである。