言葉について思う―ありのままで、はどう生まれた?―
けっこう昔から本は読む方ではじめて話すと「語彙が豊富だね」と言われることもあるのだが、最近になって「益体もない」と「都合」という言葉を新しくしった。
前者は「星降る夜は社畜を殴れ」というラノベで読んで、その後別の文章でもみかけたが忘れてしまった。
「益体もない話をしながら」というよう、文脈からして「たあいもない話」や「くだらない話」と同じような意味で使われていたと思う。
都合は合計の意味で、「異世界食堂」で「都合三杯たいらげた」という文章で都合?ってググって知った。その後、歯医者さんでも「都合、ええっと、合計2本の歯を処置します」といわれた。
そういえば先生が「最近はなんでも略すんですねぇ、ありのままで~とか」と授業中に話していて、「ありのままでって何の略なんだ?」と疑問に思った。
ぐぐってみると、「アナと雪の女王」以降にしか「ありのままで」という表現が見当たらない(もし知ってたら教えてください)
ありのままで=あるがままの姿で
の略なんだろうか?
と思ったけど、「ありのままの姿見せるのよ~」って歌詞があるので、ありのまま=あるがまま、なんだろうな、と思う。
どちらも6文字で同じだが、「ありのまま」が濁音が入ってなくて柔らかく透き通った響きなのに対し、「あるがまま」が濁点が入っているしなんだか感じ的に仏教っぽくてしみったれた感じがする(あくまで個人の感想ですごめんなさい)
日本の歌の「ありの~ままの~」は「let it go, let it go」に対応しているわけだけど、この日本語訳をつくった人はすごいなあと思った。
「let it go」を「ありのままの」と訳した秘密がすごかった! - NAVER まとめ
と思ったらエルサの口の動きにあわせてたみたいです。「Let it go」はgoにアクセントが置かれますが、「ARI NO」「MAMA DE」もNOとDEにアクセントがおかれますし確かに口の動きがにてますね。すごい。
ちなみに古文ver www